介護派遣の平均時給・時給相場はどのくらい?地域・資格まとめ

この記事は介護職の人材派遣に興味のある方に向けて、介護派遣の時給について、平均額や時給相場について保有資格や地域による違いなどをまとめ、詳しく解説しています。

介護派遣の時給に関するギモン

『介護士の派遣は平均時給はいくら?どのくらいの時給が妥当なの?』

『パートなど他の雇用形態と比べてどのくらいの時給額の差があるのか?』

『時給を上げたい場合はどのように交渉すれば上手くいくのか?』

『時給が高く、介護スタッフから人気の派遣会社はどこ?』

介護派遣の平均時給や時給相場について、あらゆる角度から徹底的に調べて解説しているので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

高時給の案件が多い介護派遣会社をお探しなら

 icon-check きらケア派遣

(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県)

 icon-check ベネッセMCM

(関東・関西・東海エリア)

の2社がオススメです。

ベネッセは夜勤専従のお仕事が多く、深夜割増分で平均時給が高くなりがち。

ですが、きらケアは日勤帯の案件が中心なのに高時給の案件が多いなど、昼間に働くことを考えているならきらケアへの登録をおすすめします。

介護派遣の平均時給・平均相場はどのくらい?

平成28年度「介護労働実態調査」の結果によると、『パート、アルバイト、派遣』などの時給制で働く介護職員の平均時給は『945円』というデータが公表されています。

職種 時給
介護職員 945円
生活相談員または支援相談員 1012円
訪問介護員 1255円
サービス提供責任者 1181円
介護支援専門員(ケアマネ) 1258円

このデータは介護職の人材派遣に限定した時給額でなく、パートやアルバイトの時給額を含んだデータになります。

このデータはパートやアルバイトも含んでいるため、人材派遣が直接雇用のパート、アルバイトよりも高時給であることを考えると、介護派遣スタッフの平均時給・時給相場は『1100円~1460円程度』になることが想定されます。

なぜ、時給額に幅があるのかと言うと、介護派遣の時給額は『保有資格』『地域』などで大きく異なっているからです。

①   保有している介護資格で異なる平均時給

保有資格 平均時給
介護職員初任者研修 1,350円
社会福祉士 1,440円
介護支援専門員 1,450円
介護福祉士 1,460円

このデータは『はたらこねっと』に掲載されている求人情報の統計です。あくまで『目安』であり、時期により平均時給は変動します。

『介護職員初任者研修』は介護の入門的資格であること、資格取得の難易度が高くないことなどから、介護福祉士などの資格よりも100円程度低い水準となっています。無資格者になるとこれより低い時給水準となります。

賃金の設定は、現場で必要度の高い資格保有者の時給から高くなっています。

特に『介護福祉士・介護支援専門員・社会福祉士』は、現場で必ず配置しておかなければならない人材なので、高めの時給に設定されています。

②   地域別に見る時給の違い

地域 平均時給
北海道 1,070円
東北 1,120円
北信越 1,180円
関東 1,500円
東海 1,200円
関西 1,100円
中国・四国 1,090円
九州・沖縄 1,060円

このデータは『リクナビ派遣 平均時給チェック』による統計結果です。リクナビで取り扱っている求人情報の平均時給で、あくまで目安であり、時期により平均時給は変動します。

介護派遣の平均時給は、『その地域の必要度』によって大きく変わってきます。

首都圏含む都市部や、老人ホームや高齢者の多い地域では、介護職の人員確保のために時給が高めに設定されています。

しかし、逆に田舎や高齢者の少ない地域ではさほど時給は高くありません。

『その地域が介護職をどれだけ必要としているか?』によって、時給は大きく左右されることになるのです。

③   介護派遣会社で見る平均時給の違い

派遣会社、求人サイト 平均時給
スタッフサービスメディカル 1,250円
きらケア 1,300円
かいご畑 1,200円
ツクイスタッフ 1,200円
スマイルサポート介護 1,180円
ベネッセMCM 1,300円
カイゴジョブ 1,300円

実際に各会社に問い合わせてまとめています。時期によって取り扱い求人が違うので平均時給は変動します。

平均時給額の違い

 icon-frown-o 一番低い時給の会社で『1,180円』(無資格未経験含む)

 icon-smile-o 一番高い平均時給が高い会社で『1,300円』(無資格未経験含む)

になることが分かりました。

ベネッセMCM』のスタッフによると、『時給相場は業界で大体決まっており、時給を高くしすぎることはできないようになっている』とのことでした。

介護派遣で働くスタッフの時給は、登録している介護派遣会社が決定します。

ですが、ある程度の上限を決めておかないと、『派遣会社同士でトラブルになる可能性や、健全な運営ができなくなってしまうこともあるため大体の相場が決まっている』とのことでした。

ですので、上記データでは若干の差があるものの、基本的には各介護派遣会社の平均時給は、ほとんど差がないようになっているのです。

無資格者と有資格者では時給に大きな差がある

無資格未経験者の採用に強い『スタッフサービスメディカル』と『かいご畑』に

 

『無資格者と有資格者の場合、時給に差があるのか?』

 

と訊ねてみたところ、どちらも

 

『無資格未経験者の場合は、取り扱っている求人情報の中でも一番時給の低い“1,100円”に時給を設定していることが多いです』

 

との返答がありました。

人員不足に直面している介護施設では、即戦力となる人材を求めているため『有資格者』を優遇します。

有資格者の人材を確保するためには、必然的に時給を上げなければならず、そこで『無資格者』と『有資格者』の間で時給に差が出てしまうのです。

有資格者というのは、即戦力となるだけではありません。

例えば、介護福祉士の場合は基準となる人数を確保できていれば『加算対象』となり、施設の収益が増えることになります。

 

介護福祉士の人材確保のメリット

「施設の収益が増える」

↓ ↓ ↓

「職員の給料を上げることができる」

↓ ↓ ↓

「退職者が減る・職員が増える」

 

施設にとっては、このようなメリットがあるため、有資格者の時給を高く設定してでも有資格者の人員確保に努めています。

介護派遣スタッフの時給が高い理由は?

①   派遣は長期的な雇用ではないため

派遣社員には通称『3年ルール』と呼ばれる制度があります。

派遣社員として派遣先で働ける期間は3年と決まっており、3年経過するときに

  1.    このまま今の派遣先で正社員として働く
  2.    今の派遣先は辞め、新しい派遣先に行く

このどちらかの選択をしなければなりません。

派遣社員が長期的な雇用であった場合、年々昇給すると、かなりの高時給になってしまい施設の金銭的負担が増加してしまいます。

ですが、そもそも派遣社員は、退職者などによる人員不足の埋め合わせ(穴埋め)のために雇われているケースが多いです。

なので、基本的には短期の雇用になるので、一刻も早く人員を募るために高い時給を支払って派遣社員を雇っているのです。

②   派遣の給料には「交通費」が含まれている

正社員やパートの場合、施設に直接雇われている立場となるので、ほとんどの施設では給料に交通費が加算されて支払われます。

ですが、派遣で働く場合、雇用主は派遣会社となるので、施設側からの交通費の支給はありません。

今でこそ、交通費が支給される派遣会社も増えてきていますが、基本的には交通費は実費負担となってしまいます。

交通費が実費負担ということは、自宅から派遣先への距離が遠ければ遠いほど支出が多くなり損です。

そして、勤務地が自宅から近いほど支出が少なくなります。

介護派遣の時給はパートやアルバイトよりも高額になるが、給与から交通費も出さなければならないのを頭に置いておかなければなりません。

③   派遣会社を通じて求人を出すことにより広告宣伝費を抑えられる

派遣社員は、施設に直接雇用されているわけではないので、採用時にかかるコストを最小限に抑えることができます。

まず、求人サイトやチラシに求人情報を掲載する場合にかかってくるのが『広告宣伝費』です。

広告宣伝費は高額で、例えば新聞の折り込みチラシに掲載する場合「約10万円」ものコストがかかってきます。

誰もが見るものなので宣伝効果は高いですが、たった5センチ四方の広告欄に掲載するだけで約10万円ものコストがかかるので、チラシに求人情報を掲載することを諦める介護施設があるほどです。

ですが、派遣会社を通じて求人を出す場合は多額の広告宣伝費はかかりません。

さらに、直接雇用でないことから社会保険料などの負担がかからず、その分の浮いたコストで派遣社員の時給を上げることができるのです。

介護派遣における時給交渉の手順

①   時給アップの交渉は「派遣元?派遣先?」誰にお願いする?

時給アップの交渉は誰にすれば良いのかというと、派遣元の派遣会社に交渉します。

雇用主はあくまで登録している派遣元の会社になるので、時給の交渉をお願いするのであれば、派遣元の担当者に相談してください。

まずは派遣元の会社の担当者に「時給を上げてもらうことはできないか?」を相談・交渉します。

話し合いで折り合いが付けば、例えば

「交通費分として時給50円アップ」

「資格を新たに取得し、勤務態度も良いので時給30円アップ」

と、いうように交渉成功となります。

②   現実的な時給アップの額はどのくらい?

「時給アップはどのくらいの金額が望めるのか?」と考える方も多いと思いますが、結論としては施設によって金額は大きく異なります。

ユーザーアンケート集計結果(エン派遣)によると、約5割の派遣社員の時給アップ平均額は『10~50円』となっており、介護に関してもこのくらいの昇給額が妥当でしょう。

意外と少ないと感じる方もいるかもしれませんが、現実としてはこのくらいです。

ですが、資格を取得したときや、仕事に対するアピールポイントができたときは、さらなる時給アップも望めます。

時給交渉を切り出すタイミング・時期は?

時給交渉をする上で一番大切なのは『タイミング(時期)』です。

派遣元から「時給を上げたらもっと頑張ってくれる」と思える人材でないと、いくら交渉したとしても昇給は望めません。

派遣元からすれば、自分の取り分(利益)を減らして、派遣労働者に還元するのですから、それ相応の理由が必要です。

なので、

  • 無遅刻無欠勤で真面目に働いている
  • 期待に添える仕事ができている
  • 介護関連の資格を取得した、している

このように、自分のアピールポイントができたタイミングでの時給アップ交渉をすることをおすすめします。

どのように伝えれば時給交渉が上手くいくのか?

時給を交渉するときには、自分が何を頑張ったのか全面的にアピールしましょう。

『時給を上げてください』と単刀直入に伝えても、多くが失敗に終わってしまいます。

なので、

 

『働き始めて1年が経ちましたし、期待に添える仕事ができていると思います。なので、50円時給を上げてほしいです』

 

と、話を順序立ててアピールするだけでかなり印象は違います。

頑張っている人材・辞めてほしくない人材には、それなりの対価を支払いたいと思うものです。

しっかりと自分をアピールしつつ、時給交渉をすると良いでしょう。

介護職が今すぐ時給を上げる3つの方法

時給交渉はある程度勤務の実績がないと難しいです。

しかし、これらの方法であれば、短期間で高時給の介護派遣で働くことができます。

①   夜勤業務に従事すること

高時給を手にするために一番手っ取り早い方法は、夜勤業務に従事することです。

要CHECK求人

「夜勤専従介護職員」

「夜勤専門介護」

と、介護求人サイトで検索してみてください。

介護施設の夜勤は、16時間勤務など長時間拘束になりますが、1回の夜勤勤務で20000円~35000円程度の日給を一気に稼ぐことができます。

派遣社員で月給30万円程度稼いでいる介護士さんは、必ずと言っていいほど夜勤業務をこなしています。

正社員とは違い派遣社員の場合は時給制となるので、働けば働くほど給料に反映されることになるので、日勤だけでなく夜勤を増やすことをオススメします。

 

 icon-hand-o-right 関連記事>>>夜勤専従の介護求人のメリット、デメリットは?

 

②   高時給の案件が多い介護派遣会社に登録する

高時給求人を取り扱っている介護派遣会社に登録するのもオススメです。

業界である程度統一されているので、大きく違うことはそれほどありませんが、同じ派遣先の施設でも、登録する派遣会社によって時給に差が出ることがあります。

これは、派遣元が得るマージンの違いによるものが大きく関係しています。

マージン率は、会社や案件によって異なるので、同じ施設の求人を派遣会社で比べてみると、違いが分かるようになります。

高時給の介護派遣のお仕事をお探しなら「きらケア派遣」「ベネッセMCM」の2社から登録することをオススメします。

③   初任者研修などの介護資格を取得する

上記でも解説したように、無資格者と有資格者との間では時給にかなりの差があります。

少なくとも無資格よりも初任者研修を取得していれば、時給アップ交渉もしやすいですし、派遣元から昇給の提案があったり、スムーズに交渉を進めてくれる場合もあります。

どれから取ったら良いのか分からないというなら、介護の入門編である『初任者研修』からまず取得を検討すると良いでしょう。

初任者研修の場合、働きながら介護資格の取得が可能な『かいご畑』であれば、無料で資格を取得することができます。

時給が高い介護施設で働くには?

高時給の介護派遣で働きたいと考えているなら、まずはリサーチが重要です。

時給相場を知り、この求人情報に掲載されている時給額は妥当なのか?を広い視野から見ることで、条件のいい介護施設で働くことができるようになります。

介護派遣の時給について調査したところ、地域、資格、交通費、派遣元などによって金額が大きく左右されることが分かりました。

同じ仕事をするならば、時給が少しでも高いところで働いた方がモチベーションにも繋がり、不満なく働くことができます。

高時給の仕事を紹介してもらうためには、あなた自身がスキルアップするとともに、登録する求人サイト選びが重要になります。

まずは、大手のサイトにいくつか登録してみて、あなたの就業条件に合う職場を探してみましょう。

 

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