離婚を決意した瞬間から始める主婦の仕事探しの方法

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離婚をして「新しい人生を歩みたい」と思ったとき、専業主婦はどのように仕事を探せば良いのでしょうか?

社会人経験が少ない主婦にとって、新しい1歩を踏み出すというのは、とてつもない不安が伴いますよね。

シングルマザーの場合は、子供のことを考えて『ある程度子育てに融通が利く職場』を視野に入れて就職先を探さなければなりません。

更に、その上で生活に必要な収入を得なければならないとなると、就職可能な求人はかなり減るでしょう。

そこでこの記事では、今まで主婦として過ごしてきた方が、離婚してシングルになった時に困らない仕事探しの方法を紹介します。

これから離婚を視野に就職活動に取り組みたい、既に離婚しており仕事探しに困っているというならぜひこの記事を活用していただけると嬉しいです。

専業主婦の離婚後に出てくる仕事探しの問題点

仕事の経験がほとんどない40代以上の主婦の採用に企業は消極的

一般的には30代を過ぎると徐々に求人数が減り、40代で未経験・無資格・シングルマザーとなると企業は採用に消極的です。

企業にとってシングルマザーを採用するということは、子供のことで時間短縮や欠勤のリスクが伴います。

だからといって、正社員ではなく、ある程度融通が利くパートで働いても得られる収入は月に数万円と限られていますよね。

ただ、人手が足りていない会社で、仕事も選ばないというのであれば、何かしらの仕事に就くことはできます。

しかし、色々な条件をすべて満たすお仕事となると、そう多くはありません。

40代の経験豊富なキャリアウーマンならどもかく、仕事の経験もろくにない主婦が働ける職場は限られているので、その中で如何に自分に合ったお仕事を探せるかが重要です。

貯蓄が少ない場合、早急に仕事・収入を得る必要がある

旦那と別れてシングルになったら、家計のため、将来の貯蓄のため、子供の教育費のためなど、急いで仕事を確保し、収入が得られる環境を作らなければならない人も多いと思います。

実際、29歳以下の若い世代だと、貯蓄がない割合は『18.3%』にもなるというデータも出ています。

参考外部リンク
 icon-arrow-circle-right 貯蓄、借入金の状況 厚生労働省

このデータを見ると、若い世代は世帯主の約5人に1人が貯金ゼロなので、財産分与も期待はできませんし、早急に仕事を確保することが重要になります。

 

転職エージェントに登録しても紹介を断られる可能性も

仕事の紹介や斡旋で思いつくものといえば転職エージェントがありますが、転職エージェントや転職サイトに過度な期待は禁物です。

転職エージェントに登録しても、30代後半以上の経験の少ない主婦に紹介できる仕事は少ないからです。

  • 30代・40代の女性で社会人の経験がほとんどない
  • 仕事に役立つ資格を持っていない
  • 子育てで仕事を休む可能性もある

主婦だった方の場合、転職エージェントに登録しても、求人の紹介を断られたり、応募しても採用されないケースはざらにあるので注意してください。

つまり、専業主婦が転職エージェントに登録しても、現実的には紹介してもらえる仕事はほとんど期待できないのです。

離婚後の生活費ってどのくらいかかるの?

離婚後に生活費がどのくらい必要になるかは試算したことはありますか?

地方住まいで、あまりお金がかからない世帯で生活を切り詰めたとしても『120,000円』以上はかかります。

ただ、実際はこんな金額では生活できないという方がほとんどでしょう。

子供がいるなら、児童扶養手当(母子手当)や児童手当で「毎月約50,000円」が支給されますが、普通の生活を営むためには、それ以外に『150,000円(合計200,000円)』くらいは収入が欲しいところです。

旦那から慰謝料を請求できれば良いものの、現実には支払いが滞ることもあるので、男には正直期待はできないので、自分の力で生活基盤を築いていく必要があるのです。

今まで専業主婦だった人がスムーズに社会復帰するポイントは?

① 未経験でも採用されやすい仕事を探す

未経験の主婦でも採用されやすいお仕事にはどのようなものがあるでしょう。

基本的には「未経験可」「年齢不問」の求人を狙っていくのが、仕事の経験が少ない方におすすめですが、多くの求人は知識や経験、年齢を考慮するものがほとんどです。

主婦が未経験でも採用されやすいお仕事は、人手が足りていないのはもちろんですが、主婦層を積極的に採用している職種が狙いめです。

 

 icon-heart-o 未経験の主婦でもできるおすすめの派遣のお仕事一覧

 

 icon-chevron-circle-down 事務職(オフィスワーク)

基本的なビジネスマナーやOAスキル、簿記などの知識が必要になります。

事務職は基本的に知識や経験がある人が優遇されますが、派遣の場合は未経験でも応募可能な求人がたくさんあるメリットがあります。

体力も要らないので、シングルマザーには最適なお仕事と言えるでしょう。

 

 icon-chevron-circle-down コールセンター

未経験の主婦の方には、コールセンターのお仕事もおすすめです。

普段から周りの人との協調性やヒアリング力に長けている主婦の方は、電話を受ける受電でも、自ら電話をかける送電でも活躍できるでしょう。

もしコミュニケーションに自信が無く、電話対応が不安でも、多くの会社で研修を行っているので安心です。

 

 icon-chevron-circle-down 工場、製造業

一連の作業を淡々とこなす製造業は、未経験でも働きやすいお仕事です。

工場や製造業は、体力があり一般常識を備えている真面目な方で、作業も指示通りに働くことができれば問題ありません。

給料も比較的条件は良いですし、単発から長期の求人も豊富にあるので、急いでお給料が欲しいときにもオススメです。

 

 icon-chevron-circle-down 販売職

販売職(アパレル、レジ等)も未経験の主婦には働きやすいお仕事です。

基本的なビジネスマナーがあり、体力があってコミュニケーション能力もある、商品の知識もきちんと学ぶことができる人であれば、販売職でも十分活躍できます。

販売職はアパレル関係であれば、トレンドやファッションセンスがある程度求められるので、お洋服が好きな方であれば働きやすいお仕事になるでしょう。

 

 icon-chevron-circle-down 金融事務

派遣では、金融のお仕事の取り扱いがある派遣も多いものの、こちらは実務経験必須の求人となります。

とはいえ、補助作業の求人であれば主婦でも活躍できるでしょう。

ATM付近でのサービスの案内などのお仕事を経験しながら、空いた時間に資格の勉強をするのも良いですね。

 

 icon-chevron-circle-down 医療福祉、介護

慢性的な人手不足に陥っている介護業界では、未経験でも介護士として採用してもらえる募集は多いです。

特に派遣は未経験でも採用してもらえる求人が多く、派遣から正社員を目指せるような募集も多数あるのが特徴です。

職場も女性比率が高いので、子育てに寛容な職場が多く、シングルマザーにも向いている仕事と言えます。

② 子育て・育児ママに寛容な企業を探す

小さなお子さんを持つママさんにとって、子育てに寛容な企業を探すことは大切ですよね。

子育てに寛容な仕事・業界は、レストランやカフェなどの飲食業、スーパー・百貨店の小売業、軽作業・製造業、事務や受付、コールセンター業などがあります。

もちろんすべての企業がそうとは言えませんが、これらの業界ではシフトの融通が利き、同じ主婦の方達とシフト調整を助けあえて、未経験でも安心して働くことができる環境が整っています。

同じママさん達との会話では、シングルマザーならではの悩みも相談しあえるでしょう。

まずは自分がどの業種・企業で働きたいか、また働けるのかを確認してみてください。

③ 派遣からスキルアップし、正社員を目指すことも考える

派遣から正社員登用を目指せる『紹介予定派遣』という働き方をご存知ですか?

紹介予定派遣は20代の採用が中心になりますが、主婦から派遣社員を経て、正社員になることも夢ではありません。

  • 正社員の仕事に応募したけど落とされた
  • 未経験でも応募できる正社員の仕事に良いところがない
  • 長期的な視点で考えて、派遣社員から正社員を目指せる大手で働きたい

と考えているなら、まずは派遣でスキルアップしながら正社員になる方法も視野に入れることをおすすめします。

離婚の決意から始める仕事探しは派遣も視野に

主婦の方にとって、一番身近な仕事探しの場には『公共職業安定所(ハローワーク)』があります。

しかしハローワークでは、お仕事を紹介してもらってもトントン拍子で採用までことが運ぶことは少ないと考えておいた方が良いです。

実際に行ってみるとよく分かりますが、今まで専業主婦だった人が採用してもらえる条件の良い仕事は少ないです。

 

だからこそ、ハローワークで仕事を探しつつ、派遣会社も並行して仕事探しをすることがおすすめです。

 

派遣であれば『すぐに仕事に就ける』という大きなメリットがあります。

お仕事は単発から長期のお仕事まで幅広く扱っていますし、給料は月払いだけでなく、日払い週払いにも対応している派遣会社も多いので、離婚後でお金がない時には安心の働き方と言えます。

また、一定の条件を満たせば、保険や年金などにも加入できるなど、正社員と同様の福利厚生を利用することができるメリットがあります。

将来のことを考えると、「就職するなら正社員」という気持ちも分かりますが、派遣から正社員を目指す方法もあるので、派遣で実績を作ってから正社員になるのも遅くはありません。

離婚が決定しており、早く仕事を始めたいと思っているなら、派遣会社への登録を早めに検討しましょう。