シングルマザーに人気があるおすすめの派遣の仕事ランキング
子供を抱えていると、時間の融通が利く仕事でないと働くのが難しくなります。
そのため、シングルマザーの方がこれから仕事に就こうと思った時に、「自分と同じような境遇の女性がどのような仕事をしているのか?」は気になるものです。
そこでこの記事では、
「同じような境遇で働いている方が、どんな仕事をしているのか?」
「シングルマザーが働きやすいおすすめの派遣の仕事は?」
について紹介します。
離婚したばかりで、これから仕事探しをする必要があるシングルマザーの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
シングルマザー(母子家庭)の方はどんな仕事をしてる?
派遣で働くシングルマザーが選ぶ仕事として人気が高いのは、「事務職」「データ入力」「コールセンター」「介護職」「製造業」などが挙げられます。
派遣でとくに人気があるのが、事務、データ入力、コールセンター業務などを含む「事務・オフィスワーク」関連のお仕事になります。
ただ、母子家庭の場合は「どんな仕事をするか?」の職業選択も大切ですが、
重要ポイント
「子どもの体調不良による急な休みなど、急なトラブルに対応できるか?」
「長期で働けるお仕事か?」
「紹介予定派遣など、正社員(直接雇用)を見込める仕事か?」
実はこの3つがすごく重要になります。
お仕事を紹介してもらう際は、コーディネーターの方に「どのような条件・働き方ができる仕事を希望しているのか?」をしっかり伝えることが大切です。
なんで正社員ではなく派遣を勧めるのか?
離婚する前にバリキャリとして働いていて、専門的な資格やスキルをお持ちの20代~30代の方なら、正社員採用も決まりやすいです。
しかし、出産後は専業主婦で過ごしてきた30代後半~となると、正社員としての就職は、なかなか難しいのが正直なところです。
そこで、比較的採用も決まりやすく、すぐにお金を稼げて、その先のキャリアも考えらえるのが「派遣のお仕事」です。
派遣社員での応募であれば、仕事も比較的すぐに決まりますし、最初は派遣からでも、キャリアを積めば正社員の道が開けるからです。
正社員での応募だと、なかなか採用されないなどの悩みをお持ちの方も多いと思います。
ですが、派遣なら経験者・未経験者問わず採用されやすい特徴があるので、すぐに働いてお金を稼げるメリットがあります。
こんなにある派遣のメリット
- 正社員と比べて採用ハードルも高くないので、すぐにお仕事に就ける
- 正社員よりも時間の都合がつけやすい、融通が利く
- 週5フルタイムのお仕事だけでなく、週3、4日勤務のお仕事もある
- パートで働くよりも高時給で、正社員としても通用するスキルが身につけられる
- 社保の加入・有給休暇もあるなど、安定感は正社員に引けを取らない
- 「紹介予定派遣」という派遣社員から派遣先企業の社員になることを前提とした働き方もある
シングルマザーにおすすめの人気の派遣の仕事ランキング
1位 事務職(一般事務、営業事務など)
一般事務は、比較的仕事の内容も難しくないため、未経験者でも応募できる求人も多く、事務未経験のシングルマザーに働きやすい仕事といえます。
長期の日勤帯の仕事が中心で、残業も他の業種と比べて少なく、定時で帰れる割合が高く、直接雇用(正社員化)が多いのも事務職の特徴です。
また、事務職の派遣は女性比率がかなり高いので、突然子供が風邪などで帰宅しなくてはいけない状況になっても、臨機応変に対応しやすいのも選ばれている理由でしょう。
注意点としては、Excel(エクセル)、Word(ワード)などのソフトなど、パソコン操作を伴う仕事が多いことです。
PCスキルが足りてないと感じる方には不向きですが、未経験歓迎の求人も多いですし、経験がない方は、応募条件を確認しっかり確認しましょう。
2位 データ入力
データ入力は派遣で人気が高い仕事で、未経験者歓迎の募集が多く、とくに難しい資格や経験が必要ないため、離婚したばかりのシングルマザーでも働きやすい仕事と言えます。
データ入力の仕事をするのに必要な能力は、正確なタイピングができることです。
作業内容としては、必要なデータをパソコン入力することで、黙々と作業をするのが得意な方に向いています。
注意点としては、できるだけ早くデータを入力することを求められるので、ブラインドタッチができると採用されやすくなります。
登録時のスキルチェックで、能力が満たない場合は別の案件を紹介される可能性もあるので、応募を検討するなら、ブラインドタッチができる人がおすすめです。
3位 製造業(工場)
製造業界の仕事は、土日休みの企業がほとんどなので、子どもの休みに合わせて休むことができます。
また、オフィスワーク関連の仕事よりも雇用が安定しており、長期での募集も多いです。
扱う商品も、自動車・電子機器・食品・家電・衣料など様々で、期間従業員であれば、大手上場企業に正社員化もあるので、人気は高いです。
女性比率は企業にもよりますが「大体30%」ほどで、男性ばかりだと窮屈に感じるかもしれませんが、女性同士の職場よりも働きやすいという声も多々あります。
残業に関しては、契約時に残業なしとなっていれば定時で帰れますし、17時上がりなら、保育園のお迎えにも間に合います。
4位 コールセンター(テレオペ、テレマ)
電話応対やパソコン業務がメインのコールセンターの仕事は、お客様からの電話を受け取り、通販会社の電話受注や、お客様相談室などのカスタマーサービスの対応などが主な仕事内容になります。
「いきなり電話対応とかちょっとハードルが高い…」と思われる方もいるかもしれませんが、研修制度がしっかりしている派遣会社が多いので、未経験からでも始めやすいです。
また、時給額も一般事務などと比較すると高く、時給1300円~1500円くらいは現実的に望める数字になります。
女性比率も高く、家庭の事情を汲んでくれやすい環境があるので、急な休みにも対応しやすい特徴があります。
5位 介護士
介護の仕事は慢性的な人手不足と言われており、異業種からの未経験者の転職も採用されるケースが多いです。
シングルマザーに介護職が選ばれる理由としては、
「高齢化によりこれから伸びる業界であること」
「資格取得によりキャリアアップが望めること(※資格取得支援があるところが多い)」
「正社員の応募でも採用が決まりやすい(※未経験者)」
「職場の女性は子持ちの主婦ばかりで、子育てに寛容(※シングルも多い)」
など、デスクワークが苦手だと感じているなら、思い切って介護業界に飛び込んでみることもおすすめです。
介護士さんのイメージは、身体介助などがあるので「仕事がきつい、体力的にきつそう」という印象をお持ちの方もいると思います。
ですが、しっかりとした介助の方法を学べば、体力的な負担も少なく、腰痛などに悩まされることもありません。
子育て中でも母子共にストレスなく働くには
シングルマザーが子ども一人、二人を育てながら働く場合、まずは職場の理解を得ることが大切です。
職場の理解を得るには、就業する前に派遣元に事情をしっかり伝えておき、後々トラブルがないように、「〇時以降の残業はできない」など、しっかりと決めておくことが大切です。
また、父親母親がご健在の方は、「子どもたちのお迎えだけはお願いする」など、素直に親に頼ることも、子どもたちやあなたが幸せに暮らすためには重要なことと言えます。
生活のために働いてお金を稼ぐことは、生きていく上でも重要です。
ですが、ママとして子供としっかりと接する時間を作ることも、子どもたちの人格形成や自己肯定感を高める大切な要素となります。
母子ともに笑顔でいられる時間が増えれば、自然とストレスも少なくなるので、笑って過ごせる毎日になるように、日々意識して過ごしましょう。
その他には、SE、WEBデザイナー、プログラマーなどのIT業界のお仕事も人気があります。
ただし、こちらの仕事に関しては、未経験の募集は基本的にはないので、経験者(即戦力になる人材)のみの採用になります。
離婚する前にこのような専門職のお仕事に就いていた経歴があるなら、ぜひ応募を検討していただきたい職種になります。
IT系のお仕事の時給額は、他の職種よりもかなり高く、時給2500円以上も望めるので、該当するスキルをお持ちの方は、ぜひ応募を検討して下さい。