派遣社員の交通費の支給について。もらえる?もらえない?

「派遣って交通費出るの?」

正社員から派遣社員に働き方を変えた人や、これから派遣で働こうと考えている方にとっては「交通費が支給されるのか?」「支給されないのか?」はとても重要だと思いますが、ほとんどの人材派遣会社では交通費を支給していません。

これには、それなりの事情があって、交通費が支給されない事が必ずしも派遣社員にとって不利な事とは限らないのです。

派遣社員の交通費事情や、対応方法について解説します。

派遣社員って交通費もらえるのか?

交通費が出る?出ない?ですが、基本的には「派遣は交通費の支給がない」ケースがほとんどです。

会社にとって従業員の交通費は”義務的賃金”ではないので、支給の有無は会社が任意に定められ、交通費を支払わなくてはならないという法律もありません。

ただ、実際には交通費が貰えてる人、貰えてない人がいる

「基本的には交通費は支払われない」

とありますが、実際には、派遣社員の中にも「交通費をもらっている人」、「もらっていない人」が存在します。

その差は一体どこにあるのでしょうか?

これは

  • 雇用元の派遣会社が交通費の支給を定めているかどうか
  • 人気のある求人かどうか
  • 企業が採用を急いでいるかどうか

というような事情から一部の求人で交通費が支給されているケースがあるのです。

派遣社員に交通費を支払うのは、通常、雇用元である派遣会社です。

派遣会社が社内規定として、交通費の支給の有無を定めています。

稀に、交通費の支給がないことに同情した派遣先企業が交通費の支給を申し出てくれるケースもありますが、これはあまり一般的ではありません。

一方、通常は交通費を支給していない派遣会社でも、人気のない求人や、採用を急いでいる求人案件に関しては、”特例”として交通費を支給する場合もあります。

実際、「原則は、交通費の支給は無しなので、他の派遣社員には口外しないように」と言われることもあるくらいなので、同じ派遣先で働いているけど、Aさんは交通費が1日500円出ているのに対し、Bさんは交通費を支給されていないというようなケースも存在するのです。

このように、交通費の支給があるかどうかの違いは、様々な要因で引き起こされるのです。

交通費を支給してもらえるように交渉できるのか?

派遣であっても、派遣会社に交通費の支給を交渉する価値は十分にあります。

交通費の交渉で、交通費が支給されないとなっても「時給を50円アップしてもらえた」という成功事例も多数あります。

時給を50円上げてもらえれば、8時間働くと400円の収入増に繋がり、片道の交通費は賄えるようになる場合もあります。

このように、形式上は交通費支給という形ではないけど、時給アップすることで交通費を支払ってもらうことと同様の意味を持つケースもあるのです。

ただ、交通費の交渉は時給アップと同じ意味を持つので、派遣会社に登録して直ぐの方や、派遣社員としての実績もままならない未経験者の状態で交渉するのは、現実的には厳しいかもしれません。

ですが、

  • 派遣社員としての経験・キャリアが長い人
  • どの企業からも声がかかるくらい、高いスキル・能力を持っている人
  • 派遣先の企業で即戦力になれる人

このような派遣社員であれば、契約更新等のタイミングで交通費の交渉をしてみるのがおすすめです。

あまりしつこく交渉すると、「派遣会社からの評価が悪くなるんじゃないか?」と心配される方もいますが、時給交渉や交通費の交渉でマイナス評価になることはありませんので、不満に感じる点があるなら、担当者に相談してみるべきです。

【疑問】交通費が支給される求人は時給が低いって本当?

必ずという訳ではありませんが、交通費が支給される求人案件は、時給が低い傾向にあるのは事実です。

通常、派遣社員への交通費分というのは、時給に含まれています。

「交通費支給求人」

と大きく特集が組まれているケースもありますが、実際は本来であれば時給1000円のところを、時給950円で出し、50円を交通費として支給しているというカラクリがあるのです。

もちろん、全ての案件がそうだとは限りませんが、交通費が支給されている派遣の求人は時給が低い傾向にあるのです。

派遣社員の人達が求人を探す時に、まず気にするのは「交通費支給の有無」ではなく、最初に目に留まるのは「時給」だと思いますが、時給が高ければ、より多くの人の目に留まります。

交通費分を時給に含ませ、高い時給にすることは、より多くの人に魅力を感じてもらう為の工夫でもあるのです。

【疑問】交通費の確定申告。還付請求を受けることは可能?

派遣社員が受け取る給与所得には所得税がかかっています。

上記で述べたように、時給に交通費分が含まれていると、派遣社員は若干の損をしている可能性があります。

実は、交通費は月10万円まで非課税。

それが給与所得に含まれていることによって、交通費にも課税されていることになるのです。

例えば、月2万円分の交通費がかかっていると仮定すると、1年で24万円となり、ここに所得税等がかかると約3万円分を納税していることになります。

そうすると「確定申告して、還付請求をすることは可能なのでは?」という疑問が浮かびます。

しかし、現実には、認められる可能性は低いのです。

これは、給与所得者には元々、65万円の給与所得控除が適用になっている為で、ここに交通費も含まれているとみなされているので、更に請求をすることは不可能に近いと言えます。

どうしても納得の出来ない場合は登録している派遣会社に交渉し、給与明細の非課税欄に交通費分の金額を記載してもらい、税務署に説明をすれば多少の還付請求を受けられる可能性はあります。

交通費が出る派遣会社は?

上記にも記載している通り、通常、派遣会社では交通費の支給を行っておりません。

交通費の支給を行っていたとしても、その多くは、支払われる時給内から支払うことになるのが一般的なので、交通費が出る人材派遣会社を探すのはナンセンスです。

派遣社員として働くのであれば、基本的には交通費は支給されないと考えておいた方が無難でしょう。

派遣会社によっては、一部の求人について交通費の支給を約束していますが、数が多い訳ではありません。

ただ、交通費無しの求人でも、交渉すれば交通費を出してくれる可能性も十分にあるので、多くの派遣会社に登録し、交渉してみることをおすすめします。

定期券購入はクレジットカードがお得って知ってますか?

交通費が出る、出ないに関わらず、通勤に欠かせないのは定期券ですが、定期券の購入はクレジットカードの使用が断然オトクです。

クレジットカードをおすすめする理由は、ポイントが貯まることですが、「たかがポイントくらいで・・」と思う方も多いでしょう。

ですが、クレジットカードで付与されるポイントを侮ってはいけません。

ポイントで商品券やSuica(電子マネー)などに交換もできるので、クレジットカードを活用しておかないと、損をしてしまうと言っても過言ではないのです。

派遣社員の方が定期券購入に使用するべきクレジットカードのおすすめは「ビュー・スイカ」カードです。

【ビュー・スイカカードのおすすめポイント】

  1. 定期券の購入時、ポイントが3倍になる
  2. オートチャージをするとポイント3倍
  3. チャージや切符の購入でポイント3倍

等、メリットが沢山あります。

定期券の金額によっては、一年で数千円分のポイントを貯めることも可能なので、定期券の購入には、是非ビュー・スイカカードを活用してみることをおすすめします。