派遣先が暇すぎで仕事がないから困ってる。暇つぶし対策と解決方法
派遣社員として働く人の中には「仕事がなさ過ぎ。やることなくて辛い」という声もあります。
普通に考えれば「なんて良い職場なの!私に変わってくれー!」と、羨ましく思ってしまいがちですが、当の本人は仕事がなくて暇すぎることにかなり悩んでいたりします。
仕事がなくて暇すぎて辛い派遣社員の声
「営業事務の派遣で採用されたけど、日中はほとんどやることが無い。」
「一人事務員でやることないし一日中ネットを見てる。でも、人生でかなり無駄な時間を過ごしてる気がしてならない」
「一日デスクに座って何もしていないと頭がおかしくなってくる」
というように、仕事がないというのもかなり辛いんだよ…と感じている派遣社員も多いです。
仕事がなくて暇な日が続けばストレスもたまりますし、「辞めたい」という最悪の感情も芽生えてしまうので、空いてる時間を上手く活用し、上手に1日を乗り切ることが大切です。
この記事では、暇な職場で働いている派遣社員に向けて、何で暇な派遣社員が出てしまうのかの理由や、手が空いた時の時間の使い方について対策や、根本からの解決方法をご紹介します。
目次
派遣先が暇すぎて辛い&仕事がないストレスの体験談
午前中に仕事が全部終わってしまう。ネットサーフィンで暇をつぶすも罪悪感がすごい
事務の仕事をしているのですが、担当している仕事は毎日すぐに終わってしまい午後からはほぼ手持ち無沙汰です。
上司に指示を仰いでも「特にない」と言われ、他の正社員の人達も「忙しいから話しかけないで」というオーラがすごいです。
最近はバレない様にネットサーフィンをしたりして時間を潰していますが、罪悪感もあります。
転職も考えているのですが、30代後半という年齢もあり正社員は厳しそうです。
このまま暇な派遣としてやっていくしかないのかと思うと落ち込みます。
派遣先が暇すぎるので次の契約更新はしないで断ろうかなと考えています
システム関連の会社で派遣社員をしています。
入社してすぐは「これで勉強しておいて」と言われ、社内システムのテキストを渡されたので、それを読んで勉強していました。
しかし、1カ月経っても実際の仕事を割り当てて貰えず、それを上司に相談したところ「繁忙期になったら活躍してもらう」との事でした。
つまり、繁忙期までは毎日ただテキストと睨めっこをするだけ…
しかも働き始めて5ヶ月経つのに、まだその「繁忙期」は来ないみたいです。苦笑
テキストもとっくに読み終えてしまっていますし、毎日眠気と闘っています。
せっかく勉強はしましたが、あまりに暇すぎるので次の契約は更新を断ろうかなと考えています。
暇を持て余してしまう派遣社員が出てしまう理由・原因は?
派遣社員というのは、本来、正社員の業務が忙しい時などにそのサポート役として雇われます。
しかし、派遣先企業や配属される部署によっては『人件費を来年度分も確保する為に、とりあえず派遣社員を雇い続けている企業もある』のが現状です。
例えば、これまでは派遣社員が必要なくらい忙しかったけど、業務の効率化や不景気などで派遣社員がいなくても仕事が回る様になった部署があるとします。
しかし、人材が足りているからと、「うちの部署に派遣社員はもう不要です」と一度でも言ってしまうと、次年度以降、万が一忙しくなっても新たに予算をとって派遣社員を雇うことが出来なくなってしまう恐れがあるのです。
なので、人手は足りてるにも関わらず、派遣社員を雇い続けるケースがあるのです。
その結果、『全く忙しくないのに派遣社員が在籍する』という現象が起こってしまうのです。
また、本社の勝手な判断で派遣を雇った結果、暇な派遣社員が出てしまうケースもあります。
これは私がメガバンクに勤めていた時に実際に経験した話ですが、ある日突然、本社から「支店に新規口座開設対応専任の派遣社員を配属する」と通達がありました。
その通達に、最初は私たち正社員も「人員が増える」と喜びました。
ですが、実際にその派遣社員さんが支店に来ると、支店のニーズと合致していない事は明らかでした。
その派遣社員は「新規口座開設の窓口対応をする」と雇用契約で定められていましたが、私が所属していた支店はオフィス街にあり、新規口座開設の顧客が1日に1人も来ない事があるような支店です。
その結果、私たちの支店に配属された派遣社員さんは仕事がゼロの日もありました。
ですが、雇用契約で「新規口座開設専任」と決められているので、他の仕事を頼む事もできません。
派遣会社と本人の許可を得て、コピーや書類整理などを依頼していましたが、それでも本当に暇そうでした。
この様に、本社の戦略と実際に営業や事務を行なっている支店のニーズが合致せず、新たに派遣された派遣社員が暇を持て余してしまう事もあるのが現実です。
「暇な時間はどう過ごす?」仕事がなくて暇な派遣社員へ対策方法を伝授
① 社員に積極的に声をかけて仕事を手伝う
「手元にやる仕事がなくなってしまった」
という時は、まずは同じ部署の正社員や上司に声をかけて仕事を振ってもらいましょう。
「コピーでも掃除でも雑用でも、何でもやります」と伝えると頼む側も気楽に頼めるかもしれません。
「電話対応はしなくて良い」と言われていても「電話対応をしたいです」と申し出れば任せて貰える可能性もあるので、聞いてみる価値ありです。
ただ、忙しくしている人にあまりしつこく「何か仕事ありませんか?」と聞くと、鬱陶しがられてしまう可能性もあるので、その辺は社員さんの顔色を窺いつつ声をかけるようにしましょう。
その他にも、派遣会社の担当者に相談をして、派遣会社側から企業側に仕事を与えるよう依頼してもらう方法もあります。
② 資格の勉強・スキルアップをしたいと申し出る
仕事を振ってもらいたいと依頼しても改善されない場合は、資格の勉強やスキルアップに時間を使うことも検討してください。
例えば、空いた時間を使ってパソコンでタイピングの練習をしたり、ワードやエクセルの使い方を勉強するなどです。
その他にも社内の資料を読み込んだり、仕事で使う書類に目を通しておけば、今後の仕事に役に立つかもしれません。
注意点としては、業務に関係のないことを行う場合は、事前に「スキルアップや資格勉強をしても良いか」を上司に許可を取っておきましょう。
無断で始めてしまうと「業務中に何をしているんだ」と注意されてしまう可能性もあるので、『確認を取ってから』が基本です。
③ お金の為だと言い聞かせ割り切る
暇な時間がどうしても続く場合は苦痛でしょうが、「お金のためだ」と割り切ってしまうのも1つの方法です。
実際、激務に耐えられず辞めていく派遣社員も一部いるわけですから、ある意味恵まれた環境とも言えることができます。
- ゆっくりトイレに行って時間を稼ぐ
- 荷物を取りに行くふりをしてロッカーまで散歩
- デスクの掃除をする
など、とにかくデスクにいる時間を少なくする事で、少しでも時間が経つのを早く感じられる様に工夫します。
どんなに暇でも「この暇に耐える事でお金を貰うんだ」と言い聞かせれば、少しは気持ちも保てるでしょう。
【極秘】表では言えない時間の使い方・暇つぶし対策
※先に言っておきますが、この方法は推奨しません。
ここまでは「表向きの対策」ですが、ここからはあまり表立って言えない時間の潰し方です。
暇な派遣先は契約更新しない、変えてもらうのが最善の策
対策も色々紹介してきましたが、暇すぎて辛いなら別の派遣先を紹介してもらいましょう。
それがあなたの人生にもプラスに作用すると私は思います。
仕事がなくて暇を持て余しすぎるのって結構辛いですし、1日中ただデスクに座っているだけだと頭がおかしくなってきます。
それに、無駄な時間を過ごすことほど人生で勿体ない時間はありません。
「このままではダメになってしまう」
少しでもそう感じたなら、早期に派遣先(仕事)を変えることを検討しましょう。
仕事が暇というのは他の人からすれば魅力的に映るかもしれません。
ですが、当事者からすれば「あなたが何も役に立っていない」「自分自身が必要とされていない」など、自己肯定感を低くする要因になってしまう恐れもあります。
「暇な職場にこのまま居ていいのかな?」「この環境は本当に自分の為になるのかな?」
そう感じているなら、今の職場は契約更新せず辞めることをおすすめします。
ただし、雇用契約期間の途中で突然「辞めます」と言うのはおすすめできません。
今の環境を事前に派遣会社の担当者に相談しておき、雇用期間満了になったら契約更新をしない、という方法が1番良いでしょう。
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派遣で小さな会社の総務部に勤務していますが「これ」という仕事がなく、コピー取りや来客対応、電話対応位しか仕事がありません。
来客も電話もない時は、ほぼ一日机に向かって座っているだけの事もあります。
周りの人に「何かお手伝いできますか?」と聞いても、逆に「大丈夫よ」と気を遣われてしまい、派遣社員は私1人なので同じ悩みを打ち明けられる人もいません。
職場環境や人間関係は悪くはない、むしろ恵まれているとは思いますが、居心地が悪いのでどうしたら良いか悩んでいます。