派遣の登録会に参加する時の正しい服装

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派遣社員として働く時に、最初に派遣会社の担当者と顔を合わせることになるのが『登録会』ですが、その時に着ていく服装に迷われる方が非常に多い。

登録会の服装に関する悩み

「スーツ着用必須?私服はNG?」
「スーツだと、かしこまり過ぎて浮いちゃわないか!?」
「カバンや靴はどんなものがいいの?」
「ネイルしてるけど、そのままでいいの?」

など、着ていく服装や身に付ける装飾品に関して、数多くの疑問が寄せられています。

そこで、派遣会社の登録会に参加する時の服装について、基本的なことから見落としがちな部分まで、実際に派遣会社の担当者に聞いた情報を細かく紹介させていただきます。

自信を持って登録会に臨めるように、登録会の服装のマナーについてしっかり学んでおきましょう。

派遣会社の登録会とは?

人材派遣で働く時に参加することになるのが、各人材派遣会社が行う『派遣登録会』です。

派遣登録会で行われる内容は、派遣会社によって多少の違いはありますが、大体は

  1. プロフィール登録
  2. 派遣会社の説明
  3. 就業規則の説明
  4. スキルチェックテスト、適性検査
  5. 派遣会社の担当者と面談
  6. 求人の紹介

などが実施されます。

 

関連記事>>>派遣会社の登録で行われる『スキルチェックテスト』って何するの?

 

派遣は紹介予定派遣を除き、採用面接・事前面接が禁止されているので、登録会は面接のような堅苦しいものではありません。

 

ですが、派遣登録会はあなたの第一印象が決まる重要な時間だと言えます。

 

どんなに素晴らしいスキルや能力をお持ちでも、「ジャージ、サンダル、金髪、ピアス」というようなだらしない服装で『マナーが無い』『一般常識に欠ける』と、最初からマイナス評価を付けられたらもったいないですからね。

 

なので、登録会には「この人ならどの企業に派遣しても問題ない」という印象を与える服装を着用するのが何より大切になります。

 

派遣登録会ではスーツ着用必須とは決まってないので、参加する方は着ていく服に悩んでしまいますが、派遣登録会の服装のマナーとしてポイントとなるのが『オフィスカジュアル』です。

オフィスカジュアルとは、スーツ程かしこまってはいないけど、オフィスで仕事をするのに適した服装で、清潔感は残しつつ、オフィスにも馴染む服装を意味しており、人材派遣で働く多くの女性はこのオフィスカジュアルで日中業務を行っています。

派遣登録会に相応しいオフィスカジュアルについて、細かくポイント別に解説させていただきます

派遣登録会に参加する時の服装をポイント別で解説!

トップス

スーツに合わせるにしても、オフィスカジュアルにしても、トップスは『白や薄いピンクのカットソー』がおすすめです。

この色のカットソーを身につけることで爽やかな印象になります。

また、ジャケットやカーディガンの着用も好印象です。

ただ、Tシャツに関しては、カジュアル過ぎるのでNG。

トップスには丈が長過ぎないもの、短すぎないものを選び、色も黒や紺など、なるべく地味な色の服にすると、きちんとした感じが伝わります。

パンツ・スカート

「パンツスタイルか?スカートスタイル?」

どちらが派遣登録会にふさわしいのか悩まれる女性も多いですが、パンツかスカートかに関しては、どちらでも問題ありません。

しかし、ミニスカートや裾が地面につきそうなロングスカートはNG。

スカートであれば『ひざ下丈』くらいのものをチョイスしましょう。

パンツスタイルにする場合も、ダボっとしたタイプのものや、7分丈でおしゃれを重視したものは避けた方が良いでしょう。

足元・靴

着る洋服はもちろんですが、特に気を付けたいポイントが「靴」です。

サンダルやブーツは厳禁で、男性女性どちらにも最適なのが『革のビジネスシューズ』です。

靴に泥がはねてたり、汚く汚れているのであれば、事前に汚れを濡れタオルで拭き取っておくようにしましょう。

汚れを拭いても、汚れが落ちない場合は、1足新しい仕事用の靴を購入した方が良いでしょう。

女性は、ヒールが全くない靴や、ヒールが高すぎる靴は避けて、仕事をするのに相応しい『数cmのヒール』がベストです。

カジュアル過ぎない靴を選びつつ、まずは、男女共に綺麗な靴を履いて行くことを心掛けましょう。

ネックレス

装飾品に関しては様々な意見がありますが、基本的にはシンプルでオフィスシーンに相応しくないものでなければ、身に付けていっても問題ありません。

トップスのデザインによっては、ネックレスをした方が感じ良く見える場合もありますからね。

ネックレスは、プラチナやゴールドの細いチェーンで、可愛らしい小さなトップが付いているような華奢なデザインを選びましょう。

トップがごついシルバーアクセのようなものは、なるべく事前に外してください。

チェーンの長さは短めのもの。ペンダント部分はあまり目立たない小ぶりなものが最適です。

ピアス・イヤリング

女性は、ピアスやイヤリングを付けていくことに問題ありません。

しかし、男性の場合は良い印象を与えないので、事前に外しておきましょう。

女性でつけていく場合は、ビジネスシーンにふさわしくない大きいものや揺れるものはNG。

耳にぴったりくっつくタイプのものを選びましょう。

もしも、「これはどうなんだろう?」と少しでも判断に迷うのであれば、何も付けていかないのが無難です。

ピアスやネックレスでマイナス評価になってしまう事はありませんが、派手な装飾品はできるだけ避けた方が良いでしょう。

メイク(つけまつげ、カラコン)

メイクの中でも一番気にする人が多いのが「つけまつげ」や「カラコン」です。

メイクに関しては、『ビジネスシーンに相応しいか?相応しくないか?』で判断してください。

いかにもという化粧はダメ。

ですが、大袈裟過ぎないものであれば、つけまつげもカラコンも問題はありません。

つけまに関しては、目元の印象が良くなる程度ならOK

カラコンに関しては、グリーンやブルーなど派手なカラーではなく、デカ目にする黒コンくらいなら指摘されることはありません。

派遣登録会は、あなたの顔をアピールする場ではありません。

ですが、すっぴんで行くのも、社会人としての身だしなみがなっていないと見なされてしまうので気を付けて下さい。

男性も、朝きちんとヒゲを剃って、最低限の身だしなみは整えて下さいね。

ヘアスタイル・ヘアカラー

女性は、髪が肩につく長さであれば「ハーフアップ」もしくは「ポニーテール」が最適です。

結ぶ位置は、あまり高い位置で結んでしまうと、カジュアルな印象になってしまうので注意。

シュシュの様な髪留めを使っても問題ないですが、黒や紺など地味な色を選ぶようにしましょう。

 

髪の毛の色は、茶髪でも大丈夫ですが、明る過ぎない色が好印象です。

派遣先に就業する前に「暗い色に染め直そう」と考えているなら、登録会の前に黒染めしておくことをおすすめします。

派遣会社の担当者のあなたに対するイメージは、この登録会の時に決まってしまうので、社会人として常識のある行動を取ることを心掛けてください。

ネイル

ネイルは薄いピンクやベージュなら、ビジネスシーンでも大丈夫ですが、デコレーションが沢山してある派手なデザインのネイルは目立ってしまうので、派遣登録会に参加する前にシンプルなネイルに変えるか、取っておくことをお勧めします。

爪が長すぎるとキーボードが打てませんし、パソコン作業に支障が出るとみなされ、紹介できる仕事も限られてしまいます。

また、派遣先が精密機器を取り扱う会社の場合はもちろん禁止なので、ビジネスシーンに相応しくないと思うネイルは登録会前に外しておきましょう。

また、男性も爪の長さに気を付け、清潔感のある身だしなみを意識してください。

バッグ

登録会に相応しいバッグは、男女ともに『黒や茶色のシンプルなビジネスバッグ』がベストです。

女性の場合、ビジネスバッグを持っていなければ、代わりになる『ハンドバッグ』でも問題ありませんが、エルメスやルイヴィトンなどの高級ブランド品や大きすぎるカバン、ショルダーバッグは避けましょう。

時計

腕時計を付けていく場合は、オシャレ重視の時計ではなく、シンプルで清楚なデザインを選びましょう。

ただ、最近の若い人はあまり腕時計をする人は少ないので、持ってないならわざわざ購入する必要はありません。

ですが、派遣先によっては腕時計を付けるのが社会人としての最低限のマナーと言われる企業もあるので(特に金融機関)、後から購入が必要になってくる場合もあります。

香水

担当者との面談の際など、個室のブースに案内されると気になるのが「香水の香り」です。

基本的には香水はつけないのがベストです。

ほのかに香る程度ならそれほど問題はありませんが、香水の匂いがきついと、印象は良くはないので、できるだけつけていかないようにしましょう。

ただ、やっぱりスーツ着用が男女ともに無難な選択

登録会の服装に関して特に指定が無い場合、最終的には『スーツ着用』が男性も女性も最も無難な選択です。

スーツ着ていって嫌な顔されることはまずあり得ませんからね。

男性は、会社に通勤することを想定して、スーツを着用時は、きちんとネクタイを締めましょう。

ネクタイの色は、あまり派手すぎない『青』『緑』がおすすめです。

夏場の暑い時期などは、カッターシャツを腕まくりされる方もいますが、これはマナー違反。

面接ではないからと、あまり気を緩め過ぎないように気を付けましょう。

女性の場合も基本的には男性と同じ。

黒のリクルートスーツのような堅いイメージのものではなく、紺やグレー、ストライプが入ったものでも特に問題ないので、自宅に保管しているものを着ていけばOKです。

パンツにするか?スカートにするか?は特に重要ではないので、そこはあまり気にする必要はありません。

「普段着で来て下さいね」と言われたら?

派遣会社の登録会に参加する時は、担当から事前に「普段着でお越しください」と言われるケースも珍しくはありません。

ですが、「そうは言われても…」と、余計に迷ってしまうのが本音だと思います。

例えば、「全身プーマやナイキのジャージで行っても良いのか?」と言えば、間違いなく答えは「NO」だからです。

普段着の定義としては、「普段来ている服」という捉え方で間違いありませんが、『派遣登録会に普段着で来てくださいね』と言われた場合の正式な回答は、上記に記載した『オフィスカジュアル』が答えです。

なので、登録会の普段着で来てくださいの受け取り方を間違えないように気を付けてください。

派遣登録会の服装は

無難にいくなら『スーツ』

スーツが無い、もしくは服装の指定が無い場合は『オフィスカジュアル』で臨むようにしてください。

【男女別】派遣の面接時の服装の最終チェック項目

男性ver

 icon-plus-square トップス

私服で行く場合はTシャツなどではなく、なるべく襟のある服がおすすめです。カラーは落ち着いた白や黒など、シンプルなものを選びましょう。

スーツで行く場合は、白いワイシャツ(もしくは薄い水色)が無難です。アイロンもきちんとかけておきましょう。

 icon-plus-square パンツ

ハーフパンツなど丈の短いものはNG。くるぶしまでしっかり長さのあるパンツを履きましょう。シワがないかもチェックして下さい。

 icon-plus-square スーツ

上下黒のスーツがあれば1番それが最適です。ですが、紺や灰色などでも問題ありません。黒が無難とはいえ、新しく購入するまではしなくて良いでしょう。

 icon-plus-square ネクタイ

カラーは水色や薄い紫色で、柄はストライプやドットなどが面接では無難です。派手な色や柄のものはNGです。

 icon-plus-square ベルト

黒い革のベルトを選びましょう。あまり見られてないんじゃないかと目立つものではありませんが、気を抜いてはいけません。

 icon-plus-square カバン

皮の黒いビジネスバッグがベストです。ナイロン製でも構いませんが、資料などを入れる場合もあるのでA4サイズ対応のものが良いです。

 icon-plus-square 

私服で参加される場合は、スニーカーでも構いませんが、汚れていないものを選んでください。

スーツの場合は、きちんと磨かれた黒の革のビジネスシューズがおすすめです。先が尖りすぎているタイプや、ツヤがありすぎるものはNGです。

 icon-plus-square 髪型

髪色は黒で、前髪は目にかからない様にし、サイドは耳を出すのが基本です。ぼさぼさなら必ず事前に散発してからが鉄則。ワックスなどで適度にセットしましょう。

 icon-plus-square ヒゲ

きちんと剃っていくのが基本です。あご髭だけ残している人もいますが、面接の意味合いもあるので、必ず剃ってください。

 icon-plus-square メガネ

かけていて問題ありません。フレームが大きかったりカラフルなものなど、おしゃれ重視のタイプは避けましょう。

 icon-plus-square 時計、装飾品

時計はデジタルではなくアナログタイプのものを選びましょう。ネクタイピンはしても良いですが、その他のブレスレットやネックレスなどは厳禁です。

 

女性ver

 icon-plus-square トップス

白いブラウスもしくは白いワイシャツがあればそれがベストです。秋冬はジャケットを一枚羽織っていくなどすれば、カジュアルっぽさをより抑えることができます。

 icon-plus-square パンツ

しっかりくるぶしまで丈のあるオフィスカジュアル対応のものが良いです。カラーはシンプルなタイプのものを。ベージュ、黒、白、灰色などがおすすめ。

 icon-plus-square スカート

丈は膝が隠れる事が必須条件です。

 icon-plus-square スーツ

黒やグレーの上下で合わせましょう。

 icon-plus-square ストッキング

ベージュがベストです。黒は避けた方が無難です。

 icon-plus-square 

スーツ、私服共に、黒や茶色などの革の靴を選びましょう。ヒールは高すぎるのも低すぎるのも良くありません。

 icon-plus-square バッグ

黒い革のビジネスバックにしましょう。ナイロン製でも構いませんが、A4サイズが入るタイプが良いです。ブランドのバッグ類はあまりおすすめはしません。

 icon-plus-square 髪型

前髪は目にかからない様にし、長い髪はゴムやピンでまとめましょう。髪色は黒が無難なので、明るすぎる場合は暗く染めてから面接に臨みましょう。

 icon-plus-square メイク

清潔感のあるシンプルなメイクにしましょう。つけまつげ、ノーメイクはNGです。

 icon-plus-square カラコン

派手でなければ問題ないかもしれませんが、あえてカラーコンタクトを入れる必要はありません。

 icon-plus-square メガネ

かけていて問題ありません。ただし、フレームが大きかったりカラフルなものなどおしゃれ重視のメガネは避けましょう。

 icon-plus-square ネイル

薄いピンクやベージュなど地味な色であれば問題ありませんが、ジェルネイル、マニキュア共にしていかない方が無難です。爪は短く切っておきましょう。

 icon-plus-square 時計、装飾品

時計はアナログタイプのものを選びましょう。結婚指輪はOKですが、その他の指輪やブレスレット、大ぶりのネックレスや派手なピアスは避けましょう。

【季節別に見る】派遣の面接の服装のチェックポイント

季節別に見る服装の注意点

【春】

男性: 花粉症などでマスクをしていても、会場に入る前には外しましょう。
女性: アウターはシンプルなトレンチコートが無難です。

【夏】

男性: ワイシャツを着ていく場合、「半袖」でも問題ありませんが、ネクタイは締めましょう。
女性: 汗でインナーが透けない様に気をつけましょう。

【秋】

男性: 薄着をしていると寒さで顔色が悪くなってしまう事もあるので気をつけましょう。
女性: 寒くなってきても、タイツよりはストッキングが無難です。

【冬】

男性: コートは丁寧に二つに折って面接に臨みましょう。
女性: ファーのついたコートはNGです。

経験者の口コミ!面接時の服装でこれが「良かった」「失敗した」

『良かった!』の声

普段はジェルネイルをしていますが、面談の時はオフして行きました。隣の席の人は派手なネイルで、派遣会社の担当者はそのネイルを横目で見ていたので『オフしておいて良かった』と思いました。
メイクは普段より薄く清楚な感じを意識して行きました。そのお陰か分かりませんが、仕事もトントン拍子に決まりましたよ。
アクセサリーは特につけず、結婚指輪だけして行きました。面談の時はアクセサリーがごちゃごちゃついているよりシンプルな方が良いと思います。
面談の案内には『服装自由』となっていましたが、念の為スーツで参加しました。普段着の人もいましたが会場では浮いている感じだったのでやはりスーツが無難なんだなと思いました。
夏の暑い時期でしたが、ネクタイは締めて行きました。会場では他の人もネクタイをしていたので、していって正解でした。
面談の前日に床屋で髪を切ってもらいました。気合も入りましたし、後から『清潔感があって好印象だった』と派遣会社の担当者から言ってもらえました。
面談の案内には『服装自由』となっていましたが、念の為スーツで参加しました。普段着の人もいましたが会場では浮いている感じだったのでやはりスーツが無難なんだなと思いました。
寒い時期だったのでシンプルなベージュのコートを着て行きました。会場でもコートは手に持っていて目立ったので、派手なものにしなくて良かったと思いました。
普通のビジネスシューズですが、きちんと磨いて行きました。足元まで自信を持って臨む事ができましたよ。

 

『失敗した…』の声

暑い時期、汗をかいたら白いブラウスだったのでインナーが透けてしまっている事に気がつきました。もっと気を付ければ良かったと反省です。
慣れないヒールを履いたら靴擦れをして足が痛くなってしまいました。普段からヒールに慣れておく事も大事だなと実感しました。
ギリギリまであまり準備をしていなかったら、ちょうど良い腕時計がない事に前日に気がつきました。結局親に借りて面談に行く事になりましたが、焦りました。
面談の直前、ストッキングが伝線している事に気が付きました…。予備も持っていなかったので仕方なくそのまま面談に行きましたが、本当に後悔しました。