「事務職の仕事を探してるけど、地元は工場ばっかりで、オフィスワークの求人が少ない…」

地方の事務求人って最近厳しくないですか？

事務求人って地方に行くほど枯渇していますし、1人の募集に対して100人以上の応募があったなど、正社員の転職はそう簡単な道ではありません。

ですが、派遣の工場事務員なら、地方で事務の仕事がしたい方も比較的容易に仕事にありつけます。

この記事では、「工場事務とはどんな仕事をするの？」という基本的な内容から、平均時給、仕事は楽か？きついのか？など、工場事務の実態を紹介させていただくので、ぜひ参考にしてください。

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工場事務とは？仕事内容を詳しく解説

工場事務とは、その名の通り『工場内で事務を行う仕事』で、女性を中心に人気があります。

「工場の軽作業の求人は男性比率が高そうだし、男臭がしそうで何となく嫌だな」

と思っている女性も、工場の生産ラインで働くわけではないですし、同じ事務職員はほとんどが女性なので、安心して就業することができます。

工場事務員が行う仕事内容は、

工場における製造の進捗データを入力したり、製造過程で必要な材料を発注する為の発注書を作成するのも事務員の仕事です。

材料の在庫がなくなってしまうと、生産に支障が出てしまうので責任も伴う仕事です。

営業担当者や取引先からの納品書や請求書をチェックして処理したり、工場で生産されている商品を管理する仕事が任される場合もあります。

電話対応、経理や備品の発注等、庶務業務を一括して行うケースも多数です。

工場事務は稼げる？時給相場は？

工場事務で働く派遣社員の平均時給は「1000円から1400円」前後が相場となっています。

中小零細企業の工場よりも、大手企業の工場の方が、比較的時給が高めの設定になっているのもポイントです。

ただ、地方都市に目を向けると時給は下がる傾向にあり、800円前後の時給のパート求人も珍しくありません。

一般事務と工場事務は何が違うの？

一般企業で事務仕事を行う「一般事務」と「工場事務」の一番の違いは『勤務先』です。

当たり前でしょ！？とも言えるココが最大の違い。

工場事務はその名の通り「工場」への勤務になるので、電車でのアクセスがあまり良くない立地など、車通勤の可能性が高くなります。

ですので、お仕事を希望される際は、車が無い方は「自宅から徒歩または自転車で通える範囲」かどうかを事前に確認し、車通勤を希望させる方は「移動距離や時間」を事前に把握しておく必要があります。

仕事内容に関しては、工場勤務求人ならではの仕事も多く、モノづくりに直接かかわる業務が多いのが特徴になりますが、工場事務員は一般事務の仕事も任される場合が大いにあります。

一般事務の場合は来客対応も仕事に含まれますが、工場は来客自体がそれほど多くないので、接客をすることが少ないのも一般事務との違いになります。

工場事務の仕事って「楽」なの？

「工場事務員の仕事は楽だ」

という話をネットでもたまに見かけますが、これは勤め先である企業の違いによる部分が大きいので、楽かどうかを一概に決めつける事は出来ません。

例えば、24時間稼働している工場で製造トラブルやラインストップが起きてしまい、機械の故障が発生すると、事務員はその対応に追われるので、通常の勤務時間外の残業を余儀なくされるケースもゼロではありません。

一般事務でも、会社によって仕事内容や業務量が異なるのと同様に、工場事務も勤務先によって大変さは異なるのです。

ただ、一般事務と比較すると「社外の人との関わりが少なくて済む」ので、そういった意味では、人とのコミュニケーションをあまり得意としていない人にとっては、楽だと感じる事もあるかもしれません。

残業や有給はどうなってるの？

工場事務員の時間外労働は、あまり多くないのが一般的。

派遣社員の場合は、ほぼ残業を頼まれることはないでしょう。

ですが、生産のピーク時や繁忙期は残業が発生する事もあるので、細かいところは直接聞いておくようにすることをおすすめします。

有給休暇に関しても派遣社員の場合、一定の基準を満たしていれば取得する権利が与えられるので、生産のピーク等を除けば、休みも取得することが出来ます。

工場事務はどんな人が向いているの？

工場事務に向いている人は、最低限のWordやExcelなどのpcスキルがあることが前提ですが、以下の3つを満たす女性が望ましいでしょう。

工場事務員の服装は？茶髪やネイルはOK？

大手企業の工場事務の場合、本社の事務員と同じ制服を支給されるケースが多く、制服支給の会社に関しては服装は気にする必要はありません。

制服がない工場に関しては、ラフな格好はNGで、シャツにチノパン等で勤務している人が多いです。

また、上記でも触れた様に、工場事務は来客対応が少ないので、髪型や身だしなみに関してはあまり厳しくないところが多い傾向にあります。

実際、茶髪や派手なネイルで働いている工場事務員もいますが、細かい規定は企業によりけりなので、派遣の職場見学や面談の際は、身だしなみには気をつけましょう。

派遣の職種辞典