アパレル販売員で働くなら正社員・派遣・バイトどれがいい?メリット・デメリットも解説
ショップで働く店員さんに一度は憧れた経験がある人も多いと思いますが、自分のセンスやセールストークを活かし、好きなブランドの服に囲まれて仕事ができる環境は夢の様ですよね。
ただ、実際に働くことを意識した場合、アパレル販売員の仕事は正社員、派遣、バイトどの雇用形態・働き方が1番最適なのでしょうか?
この記事では、アパレル販売員の仕事や働き方に関する疑問や情報をまとめています。
基本的な時給や給料から様々な疑問まで、アパレル販売員になりたい人のために役立つ記事になっています。
目次
アパレル販売員で働くなら正社員・派遣・バイトどれがいい?
実際に働くとなると、無条件で「正社員になるのが一番良い」と考える人もいますが、これは働く業界や職種によって異なります。
アパレルの販売員として働く場合、必ずしも正社員が良いとは限りません。
その理由としては、正社員として働けば、自分のセンスを活かしてコーディネートを考える事が出来たり、セールストークを活かして沢山の商品を買ってもらえ、大きなやりがいに繋がります。
しかし一方では、アパレル販売の正社員の給料は20万円前後で、入社後数年はほとんど変わらない実情があります。
立ち仕事で残業も多く、割に合わないと辞めていく人が多いのも現実があるからです。
また、アルバイトでの雇用も条件は厳しめ。
時給は低めに設定されていますし、正社員と違って福利厚生は使えないなど、自社で販売してる服だけ買わされるなど、良いように使われて終わりです。
「じゃあ、どうすればいいのか?」
こんな声が聞こえてきそうですが、アパレル販売員で働くなら、派遣に登録して働くのが1番だと私は思います。
正社員だと一見安定してるように思えるけど、その分嫌な面も沢山あるし、アルバイトは大した時給も望めないので、あまりおすすめはできません。
ですが、派遣であれば派遣会社を通して働くことになるので、正社員と同じように派遣会社の福利厚生などを使用しつつ安定した雇用を得られるのです。
アパレル販売員の仕事は派遣で働くとこんなにメリットがある
派遣のアパレル販売員は、正社員として働く事とアルバイトで働く事のメリットの部分ばかりを享受できます。
派遣のアパレル販売員として働くメリット
時給が高い
派遣の方がアルバイトよりも、平均的に見ても、数百円高い時給で働く事が出来ます。
正社員のようにボーナスはありませんが、フルタイムで働くと、手取りで正社員より稼げてしまうケースもあります。
賞与なしの正社員求人も多いので、単純に1時間いくら貰えるか?の「勤務時間×時間給」の方が稼げてしまうケースが多いのです。
福利厚生がダブルで使える
派遣社員も正社員と同じように、自社ブランドの商品や販売している商品を、社員割引価格で購入することが可能です。
社内での福利厚生に加えて、派遣会社の福利厚生も活用できるのでダブルで得になります。
人気ブランドでも比較的簡単に就業可能
例えば、ファストファッション業界の勝ち組である「GU」や「zara」で働きたい場合、正社員やアルバイトの募集に応募しても落とされてしまう可能性もあります。
実際、私はGUに過去に応募したことがありますが、書類審査で落とされました。。
つまり、正社員やアルバイトなど直接雇用の場合は落とされることが多数あります。
ですが、派遣であれば、人気ブランドでも正社員やバイトより比較的簡単に就業する事が可能になるのです。
残業代がきっちり支払われる
正社員は多少のサービス残業が当たり前になってしまいがちな面が否めませんよね。
ですが、派遣社員の場合は派遣会社を通して契約しているので、残業代もきちんと支払われます。
辞めたいと思った時も簡単
正社員として働いてしまうと、「思っていた仕事とは違った…」と思っても、すぐに辞める事はなかなか許されません。
企業側が時間をかけて採用し、正社員として研修等のコストもかけているので、そう簡単に手放したくないと考えるからです。
ですが、派遣社員であれば、契約期間も決まっているので、自分に合わない職場だと思ったら契約を更新しなければあっさり辞められます。
アパレル販売員の初心者には、派遣は特におすすめの働き方です。
派遣社員として働くデメリットは何があるのか?
メリットについて紹介してきましたが、派遣に関してデメリットが全くない訳ではありません。
例えば、派遣社員だと、派遣先のショップで「よそ者扱い」を受ける場合もあります。
また、派遣社員はどの契約でも「期限」が決まっているので、派遣先から一方的に「契約中止」をされてしまう事もあり、突然仕事を失うかもしれないのです。
ただ、派遣社員の場合は、もし職を失うことになっても、登録している派遣会社の担当者に相談すれば、お仕事の間を空けないですむように、すぐに次の派遣先を探してくれます。
これが、正社員やアルバイトであれば路頭に迷うことにもなりかねませんが、派遣会社がバックについているので安心感が大きいのは事実です。
アパレル販売員の平均的な時給はいくら?
実際に、いくつかの派遣会社の求人を見てみると、派遣で働くアパレル販売員の平均的な時給は「1200円から1400円」位が相場になります。
未経験者や勤務地が郊外の場合は1000円位の時給の求人もありますし、経験が豊富だったり、銀座や新宿等の都市部の求人は1600円位の時給で働ける求人もあるなど、色々な条件によって時給は様々です。
アパレル総合職の年収事情は?
アパレル業界の総合職とは、販売職と異なり、企業の本部でマーケティングや企画を行ったり、経理や財務などの業務を行います。
デザイナーやバイヤーも、人気のある職業です。
アパレル業界の総合職の年収は、一概には言えませんが、一般企業と大きな差はありません。
新卒で入社した時は、月収の手取りが20万円前後で、その後の昇給や賞与等によって、年収500万円前後の人が多いです。
【疑問1】アパレルは太ってるぽっちゃりさんでも働ける?
アパレル業界で働く女性は、スタイルの良い女性が多いイメージがありますが、太っている人やぽっちゃり体形の人でも、アパレル業界で働くことは出来ます。
ただ、ショップ店員として働く場合には、そのブランドの服が着こなせる事が最低限の条件になりますし、ブランドイメージに合わないと思われてしまえば、面接などで不採用にされる可能性はあります。
太っているからといって、最初からあきらめてしまう必要はありませんよ。
【疑問2】高卒からでもアパレルで働けるの?
アパレル業界の求人は、正社員・派遣・アルバイト問わず、学歴に関して募集条件を出しているものは少なく、中卒や高卒からでもアパレル業界で働く事は難しい事ではありません。
特にショップ店員の派遣で働く場合は、比較的ハードルは低いと言えます。
ですが、デザイナーを目指したり、アパレル企業の企画部門などで活躍したい場合には、専門学校を卒業する等、一定の学歴が必要になる場合もあります。
【疑問3】アパレルの派遣求人には男性(メンズ)の募集もあるの?
アパレルの派遣求人には、もちろん男性の募集もあります。
例えば、男性女性両方の服を販売しているGUの場合だと、約3割は男性店員です。
また、男性求人の場合は「メンズブランドで働く」という選択肢もあります。
レデイースブランドと比較するとその数は少なめですが、需要は確実にあります。
最近は、メンズショップで女性店員が接客している事も少ないので、男性を必要としてるショップは多いのです。
高時給なアパレルの派遣求人を見つけるには?
販売職で働くにしても、総合職で働くにしても、高時給で働けるに越したことはありません。
より良い時給で働く為には、より多くの求人に出会い、比較する事が重要です。
その為には、自分が働きたいブランドの求人を取扱っている事はもちろん、アパレル販売員の求人が多い派遣会社に登録する必要があります。
ただ、高時給の販売職のお仕事を探しているなら、アパレルに特化した派遣会社だけでなく、ファッション関係以外も多数取り扱いのある大手の派遣会社に登録されることをおすすめします。
販売・接客なら、携帯ショップの販売員、食品販売、インテリア・雑貨販売、メーカーでの商品PRなど、数多くの仕事があるので、「販売・接客×時給で探す」なら、業種カバー率の高いテンプスタッフやスタッフサービスなどの大手派遣会社への登録を検討してみましょう。
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