マシンオペレーターの仕事は楽?仕事内容、給料、やりがいについて聞いてみた
派遣のマシンオペレーター(機械オペレーター)として働いている方に仕事内容や実際の給料(時給)などを詳しくインタビューをさせて頂きました。
マシンオペレーターの仕事に興味がある方はぜひご一読ください。
仕事内容から給料事情、やりがいや大変な事など、根掘り葉掘り聞いてきた事をご紹介します!
目次
マシンオペレーター(機械オペレーター)とは、どんな仕事内容を任されるのでしょうか?
マシンオペレーターとは、その名の通り「機械を操作する事」が仕事です。
最近は様々な業界で、製造過程の機械化が進んでいますよね。
例えば、昔のパン屋さんは一つ一つのパンを手作業で作っていましたが、現在、大手製パン企業は、工場の機械によってパンを作っています。
これは、お菓子や電化製品、医薬品等も同じです。
ですが、製造過程が機械化されているからといって、人の手が全く必要ない訳ではないんです。
例えば、一番基本的な所から言えば、機械の電源を入れたり、印刷機であれば紙をセットしたり、作る製品によって機械の設定を変更したり、と機械を動かしているのが私たち機械オペレーターです。意外と重要な役割だと思いませんか?
私はラッピングを行う機械を扱った事がありますが、例えばコンビニ弁当を包む場合でも、商品によって使うラッピング素材が違ったり、ラッピング方法が違ったりします。
勤務先によっては、マシンオペレーターが生産されている商品がきちんと作られているかチェックしたり、機械の簡単なメンテナンスを行う事もあります。
機械の調整を行うのが私たちマシンオペレーターの仕事なのです。
マシンオペレーターの仕事は楽?それともきつい?大変?
難しい質問ですが、マシンオペレーターの仕事が楽かどうか?大変かどうか?は、1番は職場によると思います。
私が働いている工場は比較的働きやすく、楽な方だと思います。
一通り機械の扱い方を覚えた後は、自分のペースで仕事を進められるので、人とのコミュニケーションが少し苦手な私にとっては、有難いです(笑)
ですが、同業に聞くと「きつい」「大変だ」「辞めようと思ってる」という話も聞きます。
機械が動いている間は、機械から離れる事が出来ずに、食事時間はまともに取れないし、トイレ休憩さえ気軽に取れない…という話も聞いた事があります。
機械の扱い方をきちんと教えてもらえないまま、1人で仕事を任される様になって、失敗したら上司から怒鳴られた…なんて理不尽な話をしてくれた同僚もいました。
そんな会社だったら流石に辛いですよね。。
私たちは基本的には工場勤務になり、シフト制で働くことになるので、早朝・深夜勤務も当たり前ですし、土日休みとも限らないので、楽かどうか?と言われると仕事内容的にはそこまできつくはないとは思いますが、楽かどうかは、正直会社による部分が大きいんじゃないかなと思います。
マシンオペレーターの仕事は単純作業ですか?
マシンオペレーターは単純作業だと思われがちですですが、意外と単純にこなせる作業ではありません。
工場内に機械はいくつもあるから、同じ作業を行う日はありませんし、その日その日の生産スケジュールによって、作業は変わります。
何かトラブルが発生した時には、臨機応変な対応も求められる仕事なんです。
機械の前に座って、ただ単純に手を動かしていればいいというイメージを持っている人には「そんな事ないんだぞ」と言いたいです(笑)
マシンオペレーターで働く人の時給・給料・年収事情は?
給料に関する事はみんな赤裸々に話しにくい所もあると思いますが…私は派遣社員として働いているので、今は時給1500円です。
未経験から機械オペレーターで働いている人は1000円から1300円前後が時給相場になので、私はマシンオペレーターとしての経験がある分、他の人よりも少し時給が高めです。
派遣社員として時給1100円でフルタイムで働くと、毎月のお給料は「1500円×7時間(1日)×20日=210,000円」くらいの計算です。
実際には、残業があったりするので、1ヶ月の手取りは「20万円~25万円位」ですかね。
正社員として働いている人も、月収は20万円~30万円前後だと聞いていて、ボーナスを含めると年収は300万円から450万円前後との事です。
未経験者や女性も求人に応募出来る?
マシンオペレーターは、男性だけの仕事ではなく、未経験者や女性にも出来る仕事です。
私も最初は、ただモノづくりに漠然とした興味があっただけで、未経験からマシンオペレーターにチャレンジしました。
実際に派遣会社の求人を見てみると、機械オペレーターの求人としては8割〜9割が「未経験OK」となっています。
女性が働いているイメージもあまり持たれないかもしれないですが、私が働いている職場では2割が女性です。
確かに材料を運んだりという力仕事が発生する事もあるので、男性の方が働きやすいイメージが先行しがちですが、室内で働ける仕事ですし、女性でも問題なく働けると思います。
マシンオペレーターで働くには、どのような資格や経験が必要?
マシンオペレーターで働く際、必ず必要な資格や経験、というものはありません。
周りにはプログラミングを学んでいた人や、機械工学を学んでいた人もいますが、必ずしもそういった知識が必要な訳ではないと思います。
機械の操作方法さえ覚えれば、仕事は出来ますからね。
マシンオペレーターにはどんな種類があるの?
一口にマシンオペレーターと言っても、派遣先や取扱う製品、商品によって、機械の種類は違ってくるんです。
具体的には、主に4つの種類に分けられます。
プレス加工機械オペレーター
金属部品をプラスする機械のオペレーターです。
例えば、自動車の部品だったり工業製品だったり…を取り扱います。
工場内は金属音が響いているので、大きな音が苦手な人にはオススメ出来ませんが、モノづくりが好きな人には楽しい職場になるかもしれません。
金属部品を扱うとなると、専門知識も必要なのかな?と思う人も多い様ですが、実際は未経験OKの求人が多いのがプレス加工機械オペレーターの特徴です。
未経験か働きたいと考えているなら、まずは「プレス加工機械オペレーターの求人」を探してください。
ラッピング加工機械オペレーター
私も行った事のある業務で、メインになるのはお弁当や食品のラッピング・加工だと思います。
その他には、印刷関連の工場で、雑誌やパンフレットのラッピングを行う事もあるそうです。
特に食品の場合は、衛生面に気を遣わなくてはなりません。
職場に入る時は入念なチェックが必要で、神経も使う仕事です。
建材の切断機械オペレーター
アルミやガラス等を、切断したり加工したりする機械のオペレーターです。
土木関係の企業や、建設関連の企業等が職場になります。
どの様な加工・組立をするかによって、オリジナルの機械を使っている事も多く、その機械ごとの操作方法や取扱い方の技術を、ゆっくり習得していくというイメージがあります。
NC旋盤機械オペレーター
これが一番イメージしにくい仕事だと思いますが、実は一番需要が大きい仕事になります。
旋盤を行う機械を、コンピューターを使って操作します。
作る製品によってプログラミングを変え、微調整を行いながら機械を操作します。
取扱う製品としては、自動車部品や電化製品、精密機器等があって、どれも神経を使う仕事です。
マシンオペレーターのやりがいは何ですか?
マシンオペレーターとしてのやりがいは、モノづくりの最先端の現場で働けているという事です。
自分が動かした機械で、様々な製品が作られてそれが世の中に出て行くというのは、面白いなと思います。
コンビニで自分が関わったお弁当やお菓子を買っている人を見ると、嬉しくなりますし、自分が働いている意味を実感しますね。
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