

学校で働く人は「先生」のイメージが強いですが、用務員も学校を支える重要な役割のある仕事です。
小学生の時、学校の周りをいつも掃除してくれていたおじさんがいることを覚えている人は多いと思います。
ですが、用務員さんが具体的にどんな仕事をしていたのか?どういう人が採用されていたのか?当時は全く分かっていなかったのではないでしょうか。
いざ「働く」という視点で考えてみると、学校用務員の仕事は魅力的な面も沢山あります。
ここでは、学校用務員の具体的な仕事内容、雇用状況などについて解説します。
目次
学校用務員は、子供たちが安心・安全に学校生活を送れるようにサポートするのが1番重要な仕事になります。
学校によっては若干、用務員の仕事範囲が異なる事がありますが、大きく分類すると「環境整備」と「連絡・対外業務」の2つの業務に分けることが出来ます。
校舎内や敷地内周辺の整備、清掃
トイレや教室、廊下等は児童や生徒が清掃しますが、来客用のトイレや学校周辺の排水溝等、子供だけでは手の回らないところを清掃します。教室や廊下の蛍光灯を取り換えたり、壁や床が剝がれてしまっている時はその修繕も行います。
樹木や花壇の手入れ
学校内には様々な植物が植えられています。児童が世話をする事もありますが、細かい手入れは用務員の仕事です。落ち葉等を片付けるのも用務員の仕事です。
ごみの分別、収集
児童や生徒がゴミ捨て場に捨てたゴミを、最終的に集めて業者に出すのも用務員の仕事です。ゴミがきちんと分別されていない場合は、きちんと分別してから出せるようにします。
施設等の修繕
児童や生徒が使う机や椅子、休み時間に使う竹馬や一輪車等が壊れてしまった時にそれを修理する事を依頼される場合もあります。専門業者ではないと直せない場合は外部に依頼しますが、多少の修理であれば用務員に任されます。
警備
不審者が校内に侵入しない様に、校内を巡視したり、校門や昇降口で出入りする人をチェックするのも用務員の重要な仕事です。
イベント時の会場設営
入学式や卒業式、運動会等の際に、椅子を並べたりテントを設置したり、必要なものを準備したりと、先生や子供たちのサポートを行います。
教育委員会との連絡
管轄の教育委員会への連絡文書を届けます。
近隣校等とのやりとり
近隣の学校へ文書を届けたり、銀行手続きを行いに出かける事もあります。
用務員の仕事内容は、勤務する学校によって異なる事が多いです。
例えば、築年数が古い校舎に勤務する場合は、校舎の修繕・メンテナンスに関する業務の割合が多くなります。
校舎が新しい学校に勤務すれば、校舎を修繕する必要がないので、綺麗な校舎をそのまま保つ為の清掃等がメインの仕事になるでしょう。
小学生は休み時間に遊具などで遊ぶので、それらが壊れてしまった時の修理を行うケースもありますが、中学校に勤務すれば遊具の修理に関する仕事はなくなります。
こういった学校の事情に加えて、その学校の校長がどんな事に力を入れたいかによっても用務員の仕事内容は変わってきます。
例えば、「緑豊かな学校にしたい」という意見の校長が着任すれば、樹木や花壇の手入れにかける時間が長くなります。
学校用務員の求人を見てみると、月給の場合、就業1年目は約20万円前後のものが多いです。
時給で働く場合、1000円前後を想定しておくと良いでしょう。
地域によってはこれよりも低い時給が設定されているところもあります。
決して高い時給だとは言えませんが、仕事内容やストレス等から考えると、妥当な給与です。
学校用務員や用務主事として働くために、必ず取得しなければならない資格はありません。
ただ、上記でも述べたように校舎の修繕を行うケースもあるので、DIYのような作業を得意としている人の方が向いています。
園庭や校外の草刈りをする場合もあるので、チェーンソー等を使えるようにしておくと、仕事がスムーズに進められます。
学校用務員の求人を探すには、各都道府県や各市町村のホームページをチェックします。
随時求人を掲載しているところもあり、「用務員希望の方は、人材育成課に履歴書を送付して下さい」と記載されています。
学校用務員や用務主事は、各市町村の職員として働く場合が多いので、論文等の試験が課される場合もあります。
上記は公立の学校に関しての事で、私立の学校に関しては各学校のホームページや求人サイトに求人が掲載されています。
過去には、学校用務員は雑用係のようなイメージを持たれていた事もありますが、現在は子供たちの教育環境に貢献する仕事として、人気があります。
学校用務員に関しては、
引用:https://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/report/rep_hokkaido32/4-2/4-2-jre_4240725/index.htm
というデータがあります。
まだ正規職員の割合も多いですが、「約33%が非正規雇用」となっています。
文部科学省の「平成19年度学校基本調査」によれば、「33683校に対し用務員は31131人」となっていて、「1校当たり平均0.901人」が採用されています。
公立の学校の場合、各自治体が用務員雇用の費用を負担するので、自治体の財務状況も用務員を雇うかどうかに関わってきます。
学校用務員は、性別や年齢が決められている訳ではありません。
ですが、自分が小学生だった時の記憶を思い起こしても、「学校の用務員さんは年配の男性が務めていた」という人は多いと思います。
用務員の仕事は力仕事や警備業務が多いので、どちらかと言うと、女性よりも男性の方が向いている仕事と言えます。
学校の用務員は縁の下の力持ち的な存在。
掃除や修理、連絡係等、普段は目立たないところで仕事をして、誰から感謝の言葉を言われるわけでもありません。
ただ、学校運営には欠かせない存在である事は間違いありません。
地道に仕事が出来る人、それに加えて子供とのコミュニケーションもとれる人が学校用務員に向いているのではないでしょうか。
仕事中に子供たちと触れ合う機会はありますし、学校によっては一緒に花壇の手入れ等を行う場合もあるので人当たりがよく、掃除や修理など細かいところに気を配れる男性が向いているのではないでしょうか。
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